「この純粋の愛の貪慾のまえには、どんな刑罰も、どんな地獄の業火も問題でない。私は私の生き方を生き抜く」(「駈込み訴え」本文より)
人間が人間を愛する時、そこにはどんな感情が渦巻いているのでしょう。
それはきっととても一言では言い表せぬ混沌。
太宰治の「駈込み訴え」を下敷きとし、主人公はユダから源頼朝の長女大姫に仕えた侍女へ。
ヨシオカハルカ初の一人芝居。